最近は長年そのままにしてたもののメンテナンス関係に手をつけてます。
だ〜いぶ以前からヘッドライトの黄変が気になっていたんですが今回DIYで黄ばみとりをしました。
作業前
作業前です、写真だとあまりわかりませんね。
左側。左の方が若干綺麗な気がします。
ズームにすると細かい傷が大量についていますね。
サンディングの前のマスキング
マスキングしただけです。この写真の方が黄ばみがわかりやすいかも。
左側
オービタルサンダー
手動じゃ大変なのでオービタルサンダーを利用します。 同じ製品は既に廃番のようですが後継機種と機能はほぼ同じようです、手持ちのは135Wですが新しいのは240Wなのでだいぶパワーアップしてますね。
サンディング中
#1000までサンディングした状態です。
ここまで予想通りにはいかず結構大変でした。古いクリア層が結構厚くてなかなか落とせませんでした。#600、#800、#1000、#2000(必要なら後で使う予定)を用意してたんですが#600じゃ削れませんでした...
そこでガレージを漁って#240と#400が見つかったんですが耐水ペーパーじゃない...
試しにオービタルサンダーにつけて空研ぎしたところ熱で塗膜が消しゴムのカスのようになってしまいました。
これはまずいとすぐに電動はやめて手動で荒研ぎしました。疲れた...
古い塗膜を手動で落とした後はサンダーで#600、#800、#1000をかけました。 #600は耐水ペーパーがもう一枚あったのでここで念入りに研ぎました、広い面は電動で、角などは手動で研いでます。
#800、#1000も同様ですが目的はキズ消しなのでそんなに力をかけなくても大丈夫でした。
#1200もかけようかなとも考えましたがこのあと塗装するので#1000で十分だろうとペーパー研ぎは#1000までです。
中性洗剤で洗浄
研ぎカスを中性洗剤であらったところです。
左側、光の関係かこっちの方が透明度が高いような...?
マスキング
塗装前にマスカーでマスキングします。手持ちのマスカーはテープ部が養生テープではなく布ガムテープなので直接ボディには貼れないので事前にマスキングテープを貼った上にガムテープを貼って養生します。
一応新聞紙も用意しましたが、使いませんでした。
左側
ウレタンクリア
今回のメインのウレタンクリア塗料です、2液式です。
いい値段しますし、主剤と硬化剤を混ぜたら使い切りですので緊張します。
関西ペイントのレタンPG80をスプレーガンでの塗装したことはありますが、こういうスプレーでのウレタン塗装は初めてです。
1回目(バラ吹き)
シリコンオフでしっかりと脱脂します。(写真忘れた)
一瞬ですが表面が濡れて透き通ったヘッドライトになりますのでクリア仕上げの期待が高まります。
1回目は全体的に軽く塗料が乗るようにバラ吹き(は正式名称なのか?)します。パッと見ではクリア感はまだないですね。
2回目
2回目の塗装後です。急にクリア感がでてます。厚塗りしすぎてタレが発生すると完全乾燥後(一週間以上)にサンドペーパーで研ぎ直しという大惨事になりますのでタレだけは注意して薄付けでスプレーします。
垂直面の塗装なのと、スプレーガンと違って吐出量やエア量も調整できないスプレー缶塗装ですのでゆず肌はしかたないということで薄付けで複数回塗り重ねます。
3回目
2回目よりクリア感増しましたかね?
4回目
クリア感は写真だとあまり変わりませんね。
ゆず肌も見えるようになってきましたがタレないように気をつけます。
左側
5回目
薄付けですが5回も塗り重ねれば塗膜厚も結構いってると信じたい。(ガレージのシャッターを開けて塗装してるので風で結構流されている)
左側
6回目
スプレー缶は使い切りなので6回目行きました。7回目は途中でなくなりそうでしたので今回は6回塗りということになります。
結構綺麗に見えるような。
左側、こちらも綺麗に仕上がってるように見えます。
マスキングをはずしたところ
陽が傾いてきたのと方向なのか写真では少し黄ばみが残ってるように見えますね。
実際には6回目の写真のように黄ばみはほとんど取れているように見えます。
左側、こちらはクリア感ありますね。
#2000のペーパ
このままで充分な感もありますが、#2000のサンドペーパーも購入してあります。
もしゆず肌が目立つようであれば、軽く#2000で塗膜の頭を削ってコンパウンドで磨きをかけようかなと考えてます。
完全硬化に一週間は空けたいのでまだ先ですけどね。(そのままこれでOKにしそう)
セカンドオピニオン
スチーマーとジクロロメタンでコーティングすることも考えましたが、ガレージにはロクな換気装置はない(今回ウレタン塗装をしてますが...)のと、膜厚≒耐久性だろうな〜ということでウレタンクリアを選びました。