ステップワゴンのテールゲートのドアロックが連動しなくなりました。
「なりました」というと最近のようですが実は数年放置状態です...
昨今のあおり運転対策などでドライブレコーダーをつけようかなぁ〜、つけるならバックカメラもつけようかなぁ〜、バックカメラをつけるとなると配線面倒だなぁ〜、内張りも剥がさないとな〜
なんてことをつらつら考えていたんですが、内張剥がすことになるなら壊れてるテールゲートのドアロックも一緒に修理したいと思ったわけです。
ということでバックドアの配線周りの事前確認も兼ねてドアロックを修理したいと思います。
テールゲートの内張りはがし
内張りをはがします。
まずは、テールゲートの内側のハンドルについてるネジを外します。
次にロック部のプラネジを外します。
これで内張りパーツが外せます。が、ピンで止まってるので結構怖いんですよね。経年劣化でもろくなってますので注意しつつガコッと外します。外したピンを確認してみるとやはり結構硬かったです。
また組み付ける時のためにピンにはシリコンスプレーを吹いておきました。
ドアロックアクチュエーターを外す
内張が外れたので(写真撮り忘れた...)ドアロックの部分が見えるようになりました。
奥の白い樹脂部品がドアロックアクチュエーターです。写真赤丸の3本のネジで止まってるんですが裏側じゃん...
ごっそりユニットで外さなきゃいけないの??としばらく考えていたんですがドアロックアクチュエーターの奥にすこしスペースがあったので裏からドライバーが使えそう。
...と思ったんですが、ショートハンドルのドライバーでも入らず、いろいろためした結果ドライバービットだけだと隙間にはいったため手回しですこし緩めてあとは手でまわしてドアロックアクチュエーターだけはずすことができました。
ドアロックアクチュエーター
これがドアロックアクチュエーターになります。
外観上は問題ありません。コネクタをつけてドアロックを開け閉めしたところぶるっとは震えましたがロック位置まで動きはしないようです。
ただ通電はしたので問題箇所はこのアクチュエータということが判明しました。
ドアロックアクチュエーターの内部です。
思いのほか小さいモーター(マブチ?)にウォームギア構造で内部カムによってリンクを動かす構造です。 これ以上は分解しませんでしたがウォームホイールの内側には戻りスプリングが入ってるようで手で回すと戻りました。
内部は綺麗ですね。グリスも残ってました。
モーターブラシ部が摩耗してるからかモーター後部のプラ部の内側は黒く煤けています。
エンジンクリーナーを隙間から吹いて清掃しました。黒い汚れが流れ出たのでやはりブラシ部が摩耗してたようです。
モーターだけ通電したところ動きはしましたがちょっと弱々しいかも?
動作は?
モーターをはめ込み、ギア部にすこしシリコングリスをつけて組み直しました。コネクタをつけてドアロックを開け閉めしたところやっぱりぶるっと震える程度でロックを連動するまでは動きませんでした...
残念ながら清掃しただけでは直りませんでした。中古のドアロックアクチュエーターを手に入れて修理したいと思います。
それまで内張パネルは外しっぱなしにしますw
つづく...
2019-06-21追記
続きを書きました。