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【読書】誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書

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誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書

誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書

健康保険料が都会の5倍!!自然に囲まれた理想郷ほど都会よりもお金がかかる!地域選び、物件探し、お金、人間関係…、失敗しないための対策をベテラン・イジュラーが教えます!

いやぁ〜「人生の楽園」なんか見ちゃって田舎に憧れる人を奈落に落とす(?)現実的な本です。今年2018年7月に出版されたばかりです。

「住めば都ーーー。日本ではそんな言われ方があるが、それはあくまでも本人の心の持ちよう次第であって、本質は、住めば地獄、であることさえ少なくない。むしろその方が多いだろう。」

うむ、本当に含蓄がありますね、わかります。

所詮よそ者なので定住したらお客ではなく新参者という扱いもよくわかります。

本書では書かれてなかったですが、田舎の人間関係の危機に関わるものに「選挙」がありますね。当選祝賀会に参加したらもう一方の陣営の方々との交流が断絶することもあります。

本書と自分の体験上、移住の際の留意点としては...

  • 住民票は都会のままで(客にはやさしいのと、選挙にも巻き込まれないですし)
  • 公道隣接(雪かきは大変です)
  • 200kmになると気軽に行きにくい(確かにそうです)
  • 暖房はLPGではなく灯油(当然です)
  • 車は四駆(南国でない場合)
  • 工務店など地元の窓口を作っておく(代替わりすることもあるので注意)
  • 草刈りは大変(雑草の成長力はとんでもないです)

つまるところ二拠点居住がいいってところですかねぇ。あ、あとDIYの知識も欲しいですよね。ただ、田舎暮らしには都心では得られないおだやかな時間は代え難いものがあります。

誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書

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田舎暮らしの本 2018年 05 月号 [雑誌]

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