- 発売日: 2014/07/30
- メディア: Kindle版
- 作者:大内 正伸
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: 単行本
同じ著者です。
略歴 1959年、茨城県水戸市生まれ。日本大学工学部土木科卒。設計コンサル勤務後、山小屋、型枠解体、地質調査、魚河岸、などのアルバイトを経て、フリーのイラストレーター・著作家。1986年『山と溪谷』誌でデビュー。『Outdoor』『林業新知識』『現代農業』『ドゥーパ!』誌ほか、教科書・学術書の図版、イラストマップ等で活躍。スギ・ヒノキ人工林、里山再生の研究家。自ら伐採やセルフビルド、石積み、薪火、自然農などを実践し、イラストで技術解説を著している。Gomyo倶楽部代表。香川県高松市在住。
全般的にこういうことに憧れてる人向けの本だな〜と思いました。作業は人力で行う方法で紹介されているのが多いんですが、実際にはこんなんやってられないよというのが感想です。
個別の感想です。
囲炉裏と薪火暮らしの本
- 大体知ってた&やってた...
- 囲炉裏は使ってるんですが、実際には薪は使っていません。茅葺きの屋根というわけでも無いですし、本当に薪を燃やしてたら家の中が煙だらけ煤だらけになってしまうので...
- なので囲炉裏では木炭を使ってます。
- 薪の作り方という章があります。ウチでは薪ストーブも使ってるんですが、はっきり言って手斧でなんてやってられませんよ。チェーンソーと電動丸ノコ、油圧薪割り機を使ってます。
- 薪の台も単管パイプ製です。
薪割りで使ってる工具
薪割りで使うのはこんなのです。(もっと型は古い)
丸太なんて人力で運べませんので切り出しだしや太めの枝払いにつかいます。
ハスクバーナ オールラウンド・ソー 440e II 15RT 967788755
- メディア: Tools & Hardware
ざっくり切ったらチェーンソーだと切り粉がすごいので丸ノコ使ってます。(これも使ってるのはもっと古い)これで一定の長さに切りそろえます。
HiKOKI(ハイコーキ)旧日立工機 丸のこ 奥行27.6×高さ23×幅210cm FC6MA3
- メディア: Tools & Hardware
最後の薪割りですが、手斧も持ってますが、手割りなんてやってられませんよ。油圧式の薪割り機です。
これ使ったら手斧なんて使ってられません。
楽しい山里暮らし実践術
- これも同様の感想です。
チェーンソーの目立て
チェーンソーの目立てのことが書いてあるんですが、チェーンソーってしょっちゅう目立てする必要があるんですがヤスリで手動でゴリゴリなんてできないっす...
上刃と横刃の高さも調整するんですがそれは手動のヤスリです。
杉の加工
生木ってものすごい狂うのですが、伐採してすぐ板材にしてサネ加工なんてできるのかな〜? 製材所とかに持ち込んで乾燥させれば別でしょうが(本書に書いてあるような巻き枯らし2年なんてムリ〜)
土留め
土留めも人力じゃ厳しいですって...
山に道を入れる方法
これはやったことがない&知らないことだったので参考になりました。
バックホーの免許は持ってるのでやってみたいです。