壇蜜さんの日記本の新シリーズだそうです。
2017-2018冬 私はあさましく品がないが幸福者だ
2018春 欲望は抑えると、脇から形を変えてはみ出てくる。
2018夏 仕事の趣は必ず顔や考え方に出てくると思っている。
2018秋 独りで生きることしかできない体に着々と仕上がっている。
勝手に別れた男のことを勝手に思い出し勝手に浸り、学生時代に好きだったプライドの高いクールな女の夢を見る。美人女優の中で自分は華やかな熱帯魚の水槽に出汁をとったあとの煮干しのようだと思い、水泳にヨガにサウナに行っても体脂肪は変わらず、ナマケモノを飼ってナマケモノにために働く理不尽な生活をしたくなる……。
壇蜜のあるがままの日々。今日もまた“自分いじり”に磨きがかかる。
- 作者: 壇蜜
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2019/01/12
- メディア: 単行本
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こういう本の存在は知りませんでした。何かの書評記事で見かけて知ったんだと思います。気になった時点で図書館で予約するんですが、待ち期間が長いと借りる時にはすでに理由を忘れてるという...
壇蜜さんってなんかいいですよね。
最近は、ブログやSNSなどで日常生活を晒しまくってますが、昔のファミリードラマだと、姉や妹の日記を盗み見て大騒ぎなんてシチュエーションがありましたよね。
他人の日記を見る機会なんて本来そうそうないはずだったのに、いつからこんなことになったんでしょう?
また、本はブログを書籍化したものかと思っていたら中身全然違ってました。
「壇蜜ダイアリー」は、2017/11/1から2018/10/31までの日記になります。末尾に「本書は書き下ろしです。」とのこと。
ブログはこちらなんですが、日記本と内容は違ってるんですよね。
ブログの方もほぼ毎日更新されていて仕事であるとはいえ恐るべしです。
本の内容は、あたりまえですが日記です。
これもあたりまえの話なのかもしれませんが、日々の”こう思った”ことが綴られています。
劣化とかオワコンとか言われてるけど云々〜〜や、自虐気味な記述があるということよりも、毎日”なにか思う”ことってスゴイなぁ〜と思います。
自分は1日の中で特に感情の発露もなく、”なにも思ってない”日が結構多いんじゃないか?と、それこそ思い直してしまいました。
- 作者: 壇蜜
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/10/10
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