2024.2追記 スポット溶接機でバッテリー部を作成しました。
私は肌が弱いので電気シェーバーはフィリップスのを使ってるんですが、最近急に電池の持ちが悪くなりました、充電しても数時間後には要充電の赤ランプが点いてしまうようになりました。
いま使ってるのは三代目のフィリップスで、シリーズ5000というのです。こんなやつ、購入したのは二年ほど前でしょうか。
電池がしょぼくなっただけなのに5千円とか6千円かかるのはもったいないなと思い、電池交換を試してみました。
もちろんメーカー非推奨なので真似をしないでくださいね。責任もちませんのであしからず。
分解
写真で説明したいと思います。
- 分解前、シェーバーヘッドは5000についてるのではなくて9000シリーズの替え刃を使ってます。
- ネジは後ろの一箇所です。ネジ自体はトルクスタイプです。そもそも固くて精密ドライバーでは回せず、普通サイズのドライバーでは入らずで少し困りましたが、ホッチキスの後ろの爪がジャストサイズでした。いったん緩めたら精密ドライバー(マイナス)でも回せました。
- ネジを外すとボディが外れます、ツメもあるので折らないように注意してください。
- 中身(?)はこんな感じです。透明なカバーもツメが多いので注意してください。薄めのポイントカード類やピックなどがいいかと思います。
- 基盤部を裏返すと電池が入ってます。ショートや基盤を痛めないようにカッターや精密ドライバーでコジコジして接点タブのスポット溶接を外します。直列つなぎの端子も外したんですがハンダが乗らなかったので使いませんでした。プラスマイナスを間違えないようにマジックで極性を書いておきます。
新しい電池はフツーの単四充電池
元々の充電池を外してみたところ、SUPPO HSY-AAA0 .75-php、NiMH 750mAhとの記述が、調べてみるとニッケル水素電池で容量が750mAhってことですよね。 フツーの充電池ってことだよな...ということでこの電池を買いました。いわゆるエネループらしいので。
- この電池をすずメッキ線で直列につないで電池ケースに戻します。タブをはんだするのが嫌だったのと弾性もあるようなので基盤とは半田付けせず接触させるだけにしてみましたが問題なく動くようです。
元どおり組み直して動作確認したところ無事動きました〜
買い直すのと比べて10分の1の500円以下で修理できました!さてあとはこれでどのくらいもつのかな...
電池交換後の状況も追記しました。
一週間経過後の状況です。